アルバイトの中でも季節限定とリゾートのアルバイトを取り上げてみました。
私が経験したアルバイトの中でも、もっとも珍しいのが巫女のバイトである。巫女装束の衣装かわいらしく、私はコスプレ感覚で応募して、4日間バイトをした。
応募は11月の下旬からスタートされることが多い。私のときはアルバイト雑誌のanで見つけたが、今の時代はインターネット上で見つけて応募するほうが早いと思う。人気があるからすぐに締め切られる。
年齢が20代前半までという神社も多く、私のときも回りは学生ばかりだった。面接では、勤務日数の確認とどんなバイトかの説明がほとんどで、髪の毛の色は黒めでお願いしますと言われただけだった。
あたりまえだが金髪の巫女はNGらしい。
勤務時間は、24時間フル稼働なので、私が勤務した神社は3交代制(朝〜夕方、夕方〜深夜、深夜〜朝)だった。私は一番時給の高い、深夜帯を選んでしまった。0時から8時まで勤務で時給1200円だったと記憶している。
休憩は、あってなかったようなものだった。トイレは行けたが、一人抜けるとほかの子に迷惑がかかってしまうから、さっさと戻ってこなければならない。しかしトイレはよく行った。痛いくらいに寒いからだ。
暖房器具は、石油ストーブとホットカーペットのみ。おみくじ売り場専属だったため、窓は開けっ放し。暖房器具の意味なし。巫女装束の下にヒートテックを着て、体のいたるところにカイロをつけて挑んだが、深夜の寒さは堪えた。
8時に終了してアパートに帰り、冷え切って固くなっている体を溶かすように熱いお湯に浸って軽くご飯を食べて10時ごろ寝る。18時ごろに目が覚めて、腹ごしらえして、よろいのように体中にカイロを貼り、出陣する。でもやっぱり寒い。また芯まで冷え切って帰宅。これを4日間繰り返した。4日を終えたあと、風邪を引いて寝込んでしまった。ちなみに大混雑の中、カメラ小僧もたくさんいて、お参りもせずやたら私たちを撮影していた。
都会暮らしに疲れたとき。ちょっと気分転換したいとき。
でもお金を稼がなきゃいけない。
これらの条件にすべて当てはまり、手軽に始められるのがリゾートバイト。
期間も年末年始だけというものから6ヶ月以上の長期までさまざまである。
リゾバcom など、リゾートバイトを専門に扱うサイトも複数あり、学生だけでなく幅広い世代に人気のあるのも特徴だ。リゾートバイトのメリットは、制服が支給され、食事も3食出ることが多いため、お金を使わなくて済むこと。だから貯金がしやすい。中には、寮が個室アパートのワンルーム・キッチン・ユニットバス付きの場合もある。
温泉地での募集の場合、自由に温泉に入ることもできる。そして全国各地からいろいろな人がやってくるから、年代を問わず幅広く友達が出来る。
デメリットとしてあげられるのは、たいてい募集がかかるのが旅館などのサービス業なので、朝が早い、夜も遅いこと。中抜けといって2時から4時くらいまで寮で休む場合が多い。昼寝とかあまり出来ないタイプの人は向いていない。
古くからの温泉地なんかでは、寮が汚い、食事がまずい多々ある。勤務場所によっては休みがなかなかもらえず、気分転換にならず、逆に肉体的、精神的にもきつく、体を壊して帰って来たという話も聞いた。
しかしながら、こんな人もいる。
私の知人は8年ほど前にカバンひとつで石垣島にリゾートバイトに行った。もともとサーフィンなどの趣味を持っていた彼は、そのまま石垣島に住み着いてしまい、2年前にサーフィンボードを扱う、自分のお店までオープンしてしまった。
和倉温泉のほうにバイトしに行った学生時代の友人は、その旅館のおもてなしの心に深く感動し、大学卒業後はその旅館に正社員として入社を果たした。今は経営企画室に配属となり、忙しい日々を送っている。
気軽なバイト応募が人生を大きく変えることになるとは本人も思わなかったであろう。
どこで天職と出会うかわからないなと彼らを見てつくづく感じる。
アルバイトの中でも季節限定とリゾートのアルバイトを取り上げてみました。
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